新潟市の猫に特化した動物病院

診療のご案内

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当院は猫に特化した専門病院です

 猫に関する専門知識を持った獣医師が、それぞれの猫に合わせた専門病院ならではの診療を行います。また、当院獣医師は動物病院の獣医師として40年以上の経験がありますので、猫の状態だけではなく、飼育環境や各ご家庭ごとの事情等を加味(たとえば、猫といっしょに暮らしている犬との関係性など)し、猫とご家族さまの両方にとって最良の診療となるようご提案いたします。

 いつもと様子が違う、気になることがある、高齢になってきたので心配・・・等々、猫に関する心配ごとは何でもお気軽にご相談ください。また、健康な状態を保つためには普段からの健康診断がとても重要です。特に気になることがなくても、定期的に健康診断を受診して病気の早期発見に努めることをおすすめいたします。

当院は英国に本部のあるisfm『国際ねこ医学会』 および
『インターナショナル・キャット・ケア』の推奨項目に基づき、
国際基準を満たしたキャットフレンドリークリニックGOLD認定病院です。
国際ねこ医学会 インターナショナル・キャット・ケア
isfmとは、猫に配慮と思いやり、そして理解をもって扱われるように取り組むインターナショナル・キャット・ケアの獣医学部門のことです。
GOLD認定とは、「院内感染予防の徹底」、「猫に配慮された施設」、「安全な医療機器が揃っている」等の100以上の評価項目に基づいた審査にて認定される制度です。
・私たちは猫にやさしく思いやりを持って接します
・私たちは猫のニーズを理解しています
・私たちの施設は猫にやさしいものです
タロ君
今後も『猫にやさしい病院』であり続けるために、スタッフ一同努力してまいります。

診療対象動物について

家庭で可愛がられて、家族として一緒に暮らしている猫が診療対象動物となります。

なお、以下の猫ちゃんはご遠慮いただく場合がございます。
・サーバルキャットなどの大型猫科動物
・当院スタッフおよび飼育者に危険が及ぶ可能性のある動物
・そのほか、公衆衛生上、危険と思われる動物など

新潟ねこの病院では、猫に特化した、より専門的な診療を行うため、あえて猫以外の動物の診療は行っておりません。どうぞ、ご理解ください。

狂犬病の予防接種(集合注射・個別注射)

わが国では、狂犬病の予防接種は、法律で犬への接種が義務づけられています。
将来、わが国の法律が変わり、猫にも狂犬病の予防接種が義務づけられた場合には、対応いたします。

猫の食事療法食

猫のフードは、多くの会社からいろいろな種類が発売されています。そのなかで、ペットフードではなく、猫の食事療法食として長年にわたり研究開発されたものは、意外と少なく、現状で新潟ねこの病院が使用・推奨するのは、ロイヤルカナン(フランス)のバイタルアシストのカテゴリーおよびDラインシリーズに特化して処方しております。ロイヤルカナンはその種類も多く、そのなかから、その猫に合う食事療法食をセレクトしております。 また、ファルミナペットライフ療法食(イタリア)とともに当院に来院する猫たちの健康診断後、健康・病気に関わらず、体調に合わせた健康管理の一環として食事療法食を処方しております。

不妊手術と去勢手術

猫の不妊と去勢手術は、新潟ねこの病院の通常業務のなかで、他の手術に比べ多く実施されている外科手術である。不妊手術(卵巣または卵巣子宮摘出術)去勢手術(精巣摘出術)は、一般的には健康状態が良好な猫に行われる。そして日帰りまた入院などを経て飼い主様のもとへお返しする。

猫の不妊・去勢手術は永久不妊を目的とした繁殖の制限、病気の予防の視点から実施(乳がんの予防など)、遺伝的疾患の抑制、また行動治療の一環として実施(雄猫のスプレー・雌猫の発情期の鳴き声)、そして公衆衛生と環境への配慮のためなど、飼い主様の要望により実施されている。不妊手術と去勢手術の目的はそれぞれ異なるが、手術を行うことは同じである。 

不妊・去勢手術の実施前には、安全に手術を行うために、事前に血液検査(血球検査・血液生化学的検査・血液凝固系検査)を必ず行う。また猫免疫不全ウイルス感染症検査(猫エイズ検査)、猫白血病ウイルス感染症検査、猫のコロナウイルス感染症検査はまだ受けていなければ検査を受ける。室内飼育で、以前に検査を受けていれば実地しなくていい。猫のワクチンも手術を受ける2週間前までには終了しておく。
鼻水やくしゃみ、また目やにがあれば猫ヘルペスウイルス感染症や猫カリシウイルス感染症などの血液検査も検討します

これから猫の卵巣子宮摘出術を行います。よろしくお願いします。
手術を実行するにあたり、全身麻酔の方法・術式・使用する縫合糸・輸液処置の可否・疼痛管理・使用する薬剤・手術時の人数(麻酔担当・術者・手術補助者・外回りなど)・手術後の入院の可否など、また既往歴の対応などにより、料金はすべての猫で異なります

いずれにせよ、万全を期して手術に臨みます。

いっぽう、手術を行うという考え方のほかに、手術は行わないという考え方も存在するのは事実である。この考えは間違ってはいないが、結果としてある一定のリスクがあり、乳がん、子宮疾患(主として子宮蓄膿症)、持続発情によるエストロジェンの分泌過多による貧血などが起こる場合があります。

マイクロチップ

猫へのマイクロチップ装着に関する制度について
2022年6月1日から新しい法律が施行されました(動物の愛護および管理に関する法律)。

室内で飼育されている猫はドアが開いたとき外に飛び出していき、飼い主さんと猫が離れ離れになってしまう事例は決して少なくはありません。そのほか災害時など、どんなに気をつけていても、驚いて逃げたりすることがあります。

そういうときに役に立つのが、飼い主様の情報をマイクロチップに装着し、猫の体内に装着することにより、迷子になったときに探し当てられるというチャンスがあります。

マイクロチップの装着は下記の写真のように行います(概略)。 
(ぬいぐるみの猫を用いています)
1.マイクロチップの挿入準備をする
2.マイクロチップを挿入する 
3.マイクロチップを装着する前には、ほかのマイクロチップが装着されていないかをマイクロチップリーダーで確認する。
また、装着後も確認のためマイクロチップリーダーを作動する

猫のマイクロチップの処置と手続きは、マイクロチップリーダーを備えた当院で対応いたします。

猫の一時おあずかりサービス

当院の立地は大型百貨店をはじめとした商業施設、食事やコーヒーショップまた大型書店などが徒歩3~5分圏内に立地しています。新潟駅も徒歩5分です。
万代エリアで飼い主様が有効なお時間をお過ごしいただけるように、猫の一時おあずかりサービスをご利用ください。
検査中の待ち時間や診察後の猫の一時おあずかりは、ご遠慮なく受付へお申し出ください。

猫の健康の維持

猫の健康には[定期的な健康検査][良質な食事の提供][早期治療]が大切です。そして飼い主様のかわらぬ愛情が猫にとっては何よりもここちいいものです。

診療について

診療内容および設備の一部をご紹介します

  • ロビー
    【ロビー】しっかり時間をかけて、診察したいため、予約制を導入しています。まさか、密の予防にもなるとは、開院時には思わなかった。
  • ロビー(展示)
    【ロビー(展示)】懐かしい昭和の時代の顕微鏡3台と眼底カメラ1台の展示。
  • 外から見える部屋
    【外が見える部屋】入院している猫の飼い主様から、外を見せたいというご要望があれば、猫の状況をみて、決定します。
  • 第一診察室
    【第1診察室】第1診察室は眼科系や呼吸器系の診察に特化した診察室です。
  • 第二診察室
    【第2診察室】第2診察室は処置室と皮膚科系の診察また入院している猫の治療に特化した診察室です。画像は薬を混ぜた栄養食の投与の様子です。
  • 第三診察室
    【第3診察室】第3診察室は総合診療、エコー検査に特化した診察室です。
  • 待合専用案内TV
    【待合専用案内TV】猫との暮らしかたや猫の医療情報を中心に放送しています。
  • 分包機
    【分包機】薬品を使いやすくするための機械です。
    ・yuyama Reno CPX-ⅢS
  • 血圧測定
    【血圧測定】血圧の異常は人と同じで病気のもとになったり、何かの病気が隠れている可能性があるため、定期的な測定が大切です。
    ・Sun Tech Vet20
  • 眼底検査1
    【眼底検査】
  • 検眼鏡検査1
    【検眼鏡検査】検眼鏡(人用)と眼科モデル(犬用)わが国では猫用の検眼鏡と眼科モデルはつくられていません。いずれも米国製です。
  • 検眼鏡検査2
    【検眼鏡検査】眼球の表面や内部、眼底を詳細に観察し、異常がある部位を特定します。
    ・WelchAllyn(第1診察室と第3診察室に設置)
  • 眼圧検査
    【眼圧検査】眼圧を検査することで、緑内障やブドウ膜炎などの有無を評価します。
    ・iCare TONOVET Plus
  • 眼底撮影装置(眼底画像撮影)
    【眼底撮影装置(眼底画像撮影)】眼球の内部をみる検査です。血管や視神経乳頭を観察することで異常の有無を確認します。またその様子を撮影することで状態を記録しておくことが可能です。
    ・Meni-One Clear Vieu 2
  • 猫眼圧
    【猫の眼底】
  • 超音波検査(エコー検査)
    【超音波検査(エコー検査)】臓器の形状に異常がないか、超音波を用いて検査します。妊娠診断もエコーで行います。最近では眼科検査でもエコー検査を行います。
    ※ぬいぐるみで実演しています。
    ・ALOKA prosoud α7
  • 顕微鏡検査
    【顕微鏡検査】血液や細菌・寄生虫などによる病気、また排泄物や皮膚組織などの検体をもとに検査します。
    ※実際は獣医師が対応します。
    ・OLYMPUS CX43(オリンパスカメラ付き)
  • ウッド灯
    【ウッド灯】ウッド灯検査に陽性で真菌培養で陽性、顕微鏡検査で陽性で皮膚糸状菌症の診断がついた症例は、その後のモニタリングにも使用します。
    ・キリカン洋行 セラビームWoody
  • 猫の腟鏡
    【猫の腟鏡】猫の腟鏡です。わが国へは数本しか入っていません。
  • 腟鏡
    【腟鏡】猫と犬(中型犬)の腟鏡の比較。
  • 血液検査・生化学検査機器
    【血球検査・生化学検査機器】
    ・全自動血球計数器 セルタックα MEK―6558 NIHON KOHDEN
    ・生化学自動分析装置 富士ドライケム NX500V IC FUJIFILM
     26項目の検査ができます。
  • 血液凝固系およびフィブリノーゲン測定器
    【血液凝固系およびフィブリノーゲン測定器】手術前の検査には必須です。
    ・血液凝固分析装置 COAG2NV
     PT・APTT・Fib
  • 蛍光免疫測定装置
    【蛍光免疫測定装置】
    ・富士ドライケム IMMUNO AU10V FUJIFILM
     - 甲状腺機能検査(T4・TSH)
     - 副腎皮質機能検査(COR)
     - 肝臓機能検査(TBA)
     - 猫の炎症マーカー(SAA)
     - プロジェステロン(PRG)
  • グルコース分析装置
    【グルコース分析装置】
    緊急時には5秒で血糖値が計れます。
    ・アークレイ thinka BS-7110
  • 尿化学分析装置
    【尿化学分析装置】同時に10項目の検査ができます。
    ・thinka Rt-4010 アークレイ
  • 遠心分離機
    【遠心分離機】血液や尿の分離に使用する。
    ・KUBOTA 3200
  • レントゲン室入口
    【レントゲン室入口】
  • レントゲン室
    【レントゲン室】当院では手術室だけではなく、レントゲン室も麻酔器を備えた最新のレントゲン装置を完備しております。
    ・CANON VPX-1D
    ・soft Lander Model-SLA210
  • レントゲン検査/バリウム検査
    【レントゲン検査/バリウム検査】通常のレントゲン撮影は、その場で行いますが、消化管のバリウム検査は朝入院し、午後退院します。
    ・CANON
  • レントゲン写真装置
    【レントゲン写真装置】レントゲン検査で撮影した画像を解析する装置です。レントゲン室・第1および第3診察室に設置しています。
    ・DR
  • 輸液
    【輸液】電解質や抗生剤を体内へ直接投与する治療です。猫の場合、腎臓疾患や泌尿器系疾患、また手術時に点滴を行います。
    輸液ポンプは、テルモ、ニプロ、トップを使用 。
  • ネブライザー処置
    【ネブライザー処置】主に呼吸器系の疾患が認められる場合に、吸入薬を専用機械で霧状にし、鼻腔や気管に直接噴霧し治療します。
    猫はネブライザーボックスに入れてから処置します。
    ・OMRON ULTRA A-1-R
  • 歯石除去器
    【歯石除去器】歯周病の原因となる歯石を除去します。
    ・NSK Varios 970
  • 酸素投与(フェイスマスク)
    【酸素投与(フェイスマスク)】
  • 酸素投与(フローバイ法)
    【酸素投与(フローバイ法)】
  • 入院猫の洗体コーナーとシンク
    【入院猫の洗体コーナーとシンク】
  • サクション(吸引器)
    【サクション(吸引器)】手術中に胸腔内や腹腔内の液体を吸引するための器械です。
    ・SINEI ミニックW―Ⅱ
  • 手術室
    【手術室】猫の手術を行うために必要な設備を完備しております。
  • 帝王切開
    【帝王切開】イラストで示しました。イメージが伝わりましたか?猫の生まれたばかりの新生子は約100gです。
    ※動物の場合は、新生子と表現します。人は新生児です。
  • 新生子の人工呼吸器
    【新生子の人工呼吸器】生まれたばかりの子猫(新生子)は非常に繊細なため、取扱いには細心の注意が必要です。
    ※模型は犬です(米国製)。わが国では猫と犬の新生子用の模型はありません。
  • 新生子体重計
    【新生子体重計】新生子の体重測定は毎日必要です。猫は生後14日間を新生子といいます。
  • 骨折の整復
    【骨折の整復】事故などで骨折してしまった場合は、部位に応じた外科手術によって整復を行います。
    ※この写真は模型です。
  • 保温マット
    【保温マット】手術中の猫の体温を適正に保つためのマットです。
    ・KIMURA MED T/CARE
  • 電気手術器
    【電気手術器】電気メスとして使用し、出血を抑える役目をする。
    ・アルザ ADC160 パルス
  • 麻酔器/人工呼吸器/麻酔モニター
    【麻酔器/人工呼吸器/麻酔モニター】安全に麻酔を使用するための麻酔器と人工呼吸器、麻酔モニターを完備しております(手術室)。
    ・Sigma Delta Penlon
    ・Metran Composβ―EA
    ・mindray iPM12Vet
  • 滅菌器1
    【滅菌器1】手術器具の滅菌を行う器械です。
    ・全自動オートクレーブ
    ・TE-261ER
  • 滅菌器2
    【滅菌器2】医療器具などの滅菌を行う器械です。
    ・カートリッジ方式滅菌器
    ・CT-190C
  • 酸素発生器
    【酸素発生器】入院動物の酸素吸入に主に用います。
    ・OXYGEN CONCENTRATOR
  • 入院室仕様1
    【入院室仕様1】入院室の扉は閉めています。
    猫専用ケージです(国内初)
  • 入院室仕様2
    【入院室仕様2】入院室の扉を開けました。
  • 入院室仕様3
    【入院室仕様3】入院室には通路ができます。
  • 入院室仕様4
    【入院室仕様4】入院室の仕切りを取ると広くなります。
  • 入院室仕様5
    【入院室仕様5】入院室の棚には猫が上がり喜んでいます。
  • 酸素室
    【酸素室】手術等に使用する酸素の配管は天井から吊り下げていて、院内には全10基を備えています。
  • 術後回復室
    【術後回復室】手術後の猫の体力と気力が回復するまでの部屋です。手術後、入院室に移るまでここにいます。保温・酸素吸入器・輸液の機械等を設置しています。左右には窓があり、右側が院長室、左側が手術室から観察することができます。
  • 猫の骨盤と便秘の位置関係
    猫の骨盤と便秘の位置関係です。
  • 猫の口腔内と歯科用モデル
    猫の口腔内と歯科用モデル。
  • 猫の前肢(前足)の模型
    猫の前肢(前足)の模型です。
  • ダニの模型
    ダニの模型です。実物は小豆大です。人への感染予防のため、ノミやダニには触らないでください。当院へ連絡してください。
  • 猫のフィラリア虫体 7隻
    【猫の心臓に寄生した犬フィラリア】猫のフィラリア虫体 7隻 日本猫 6歳齢 雌猫の心臓に寄生したフィラリア(1979年)病理解剖を行う。
  • 酸素発生装置
    【酸素室】
  • スタッフルーム
    【スタッフルーム】猫のみ入室許可します!!
タロ君
掲載の続きは楽しみに待っててニャ。
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