ムササビと暮らした7年間の第2弾である(前回は2022年2月22日掲載済)

 

モモタロウ   ムササビの名前の由来

結果として当方で7年間、寿命を全うするまで過ごしたムササビ。まず、名前(愛称)をつけることになった。民話で竹を割ったらかぐや姫、川からどんぶらこ・どんぶらこと流れてきて桃の種を割ったら桃太郎とかいう、なんとも日本的な誰でも読み聞かせされた話がある。

ムササビは男の子なので、かぐや姫の話はなし、と思いつつも、竹ではなく木を切ったらムササビが出てきたので、使えるな~と思いつつ、桃を割ったら桃太郎にちなんで、カタカナで『モモタロウ』と命名した。立派な日本男児である。モモタロウの家来は人と猫である。

日本一

30代のときに所属していた新津青年会議所(JC)で、1月に京都会議に行ったときの自分へのお土産。今は新潟ねこの病院の院長室の壁にかけてある。

でも、よく考えてみると、岡山のモモタロウがなぜ京都のお土産コーナーにあったのだろう?(モモタロウの出身地は諸説あり)

 

猫のピザ君はムササビと無理して仲良しのふりをしている   

モモタロウに食べ物を与えるのは、結構 大変だったが2~3カ月もすると通常の日課になった。 ブレックファースト ~ ランチ ~ ディナーと続いた。ちょっと手を抜いて、ブランチにしようものなら怒られた。大きな病気もなく亡くなる最後の1週間くらいは、少しやつれたようにもみえたが、寿命を全うした。私のところに来てくれて、ありがとう。動物たちとの出会いはすべて縁である。縁以外の何物でもない。

当時、一緒に暮らしていた雄猫のピザ君と相性がよく、たまにリビングで遊んだ。ピザ君が我慢していたのだろう。モモタロウはピザ君の背中が好き!

ピザ君の背中に乗るモモタロー君。ピザ君の顔は緊張しているな。

2000年ころ

 

猫のタロ君との相性はいまひとつ   

その後、タロ君が私のところにきて、大分たってからモモタローと会わせた。いじめはしなかったが、興味なし。あまり好まなかったようで、タロ君は正直者である。タロ君は、結構、俺様ではあるが、愛嬌者で甘えん坊な憎めないキャラクターの猫である。病院のロゴ(看板や内用薬袋などの印刷物)と制服の胸ポケットにはタロのイラストと『TARO』の文字が刻印されている。

タロ君とモモタロー君〔小島動物病院アニマルウェルネスセンター第5診察室(当時)〕

タロ君の腰は引けている。2004年ころ