猫・ねこ・ネコ

 

9月3日はタロ兄ちゃんとジロ兄ちゃんの生誕19年だった。

この日はパパの病院では“ねこの集会”という2時間30分の講演会が飼い主さん向けに開催された。多くのみなさまの参加をいただき、みなさまに喜んでいただきました。

僕たち猫3人も参加しました。

ところで、パパのセミナーはとってもためになったのですが、猫の平均寿命は15~16歳と聞きました。僕は10歳になったので、パパとはあと5~6年しか一緒にいることができないことがわかり、とっても寂しい気持ちでいっぱいです。セミナーに行かなければよかったと思いました。でも、パパはいつも愛情いっぱいに僕の世話をしてくれるので、僕はもっともっと長生きができるように思う。

僕が死んだらパパはとっても悲しみ、タロとジロ兄ちゃんのときのように、しばらく立ち直れないかもしれない。お兄ちゃんたちが亡くなったときは、僕がいたのでまだよかったけど、僕がいなくなったら、パパは生まれて初めて猫のいない生活をすることになるけど、大丈夫かな。パパは大学生のときも猫と一緒に暮らしていたそうだ。新潟に帰省するときに連れてきていたそうだ。新幹線がない時代だったので、猫にとっては長旅だったそうだ。パパは悪いことしたなと言っていた。

タロとジロ兄ちゃんは、もし、さぶ吉が亡くなったら、3人でパパを護るから心配ないと言っていた。パパに合う新しい猫は僕たち3人でみつけてあげると言っていた。だから心配ないと言っていた。

何れにせよ、“ねこの集会”が終了し、ホッとしているのもつかの間、朝から猫たちが診察に来ているのだ。

 

また、パパは出版社から原稿を頼まれたのだ。

いつ寝るのだろうか?心配だ。

タロ兄ちゃんは心配いらないよ、と言った。パパは『よく遊び、よく学ぶだから』と、さらっと言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ねこの集会』の様子

*個人情報に注意をして講演会写真を掲載いたしましたが、写真削除ご要望の方はご連絡をお願いいたします。

 

小嶋さぶ吉通信18.