小嶋さぶ吉通信70.(2024年2月13日配信の再掲載をします)
最近、新しく来院される飼い主様から、猫3兄弟の立ち位置を教えてと聞かれましたので、小嶋さぶ吉通信70を再掲載します。なお、年齢や年は現状に合わせています。
主な登場人物と猫たち
さぶ吉です。
小嶋さぶ吉通信をはじめてお読みになる人のために、小嶋さぶ吉通信に登場する主な登場人物と猫を紹介します。
1.小嶋佳彦(パパ)
ご存じ、新潟ねこの病院の院長で獣医師。
パパは、猫が大好きで猫のよき理解者。
パパの猫好きは曽祖母(ひいばあちゃん)の影響らしい。ひいばあちゃんは生きていれば134歳。
パパという言葉は、もちろんボクたち猫3兄弟のパパという意味です。
2.小嶋タロ兄ちゃんと小嶋ジロ兄ちゃん
タロ兄ちゃんとジロ兄ちゃんは5人(猫)兄弟の長男と次男で、この兄弟猫のお母さんは22年前になるが、散歩に出でたら自分の家に帰れなくなり、保護されて、そこの保護された家の猫になったそうだ。
その飼い主はお母さん猫のお腹が大きくなってきたようなので、心配でパパの動物病院に連れて行ったら、エコーの検査で妊娠していて5頭いることがわかった。
エコー所見で妊娠期間が65日くらいで、いつ生まれてもいい状態だった。
相談の結果、このまま産ませて、授乳が終わったら不妊手術となったそうだ。
それから2日して飼い主から電話がきて『5頭産まれた~』とのことでした。
パパは診察にきた子猫の1番目と2番目に生まれた茶虎の子猫が欲しくて欲しくてたまらなくなり、飼い主さんからゆずってもらうことにしたそうだ。
それがタロとジロだ。
名前は南極犬物語の『タロ・ジロ』をそのままもらって、タロとジロにしたそうだ。
生後45日くらいでパパのところにきたそうだ。
2024年9月3日で生誕21年になりました。
ボクはタロとジロ兄ちゃんに、パパのところにずっといるのと聞いたら、パパがこの世で生きている限り一緒にいると言っていた。パパが年齢を重ね、亡くなったときはボクたちも猫の国に帰るそうだが、また時空を超えていつかパパと一緒に暮らすそうだ。
①タロ兄ちゃん(長男)
タロちゃんはパパのことが大好きで、『パパ 命』なのである。
17歳と7ヵ月間パパと一緒に暮らした。2021年4月に「新潟 ねこの病院」開院一周年をみとどけて旅立ったが、心はパパと一緒で毎日お家とねこの病院に来ている。いや、いつもパパと一緒にいる。
フミフミが大好きなタロ兄ちゃん。このうれしそうな顔。
パパもこの顔をみて大満足。隣の壁はタロちゃんのツメ研ぎでボロボロ。でもパパはおもろいといって笑ってみていた。タロ兄ちゃんが10歳のころ。
②ジロ兄ちゃん(次男)
ジロちゃんは16歳で天国(猫の国)に行った。タロちゃんがジロちゃんを猫の国から連れ戻してきて、ジロちゃんもパパと一緒にいる。
タロちゃんとジロちゃんの1歳のときの写真です。(20年前)
左側がジロ兄ちゃんで、右側がタロ兄ちゃんです。かわいいな。
20年前の写真です。
3.さぶ吉(三男)
ボクです、さぶ吉です。
ボクは生まれて5カ月齢のとき、パパのお家に来ました。長岡の動物管理センターに保護されていました。パパがボクに一目ぼれしてパパのところに連れてこられました。タロとジロ兄ちゃんが8歳ころです。
今年2024年7月1日で12歳になりました。
2~4歳のころ、僕はカーテンを登って、カーテンレールの上を走っていたのだ。
パパは笑ってみていた。
カーテンレールの上のボク。
ボクが年齢を重ねて亡くなれば、タロとジロ兄ちゃんが迎えにきてくれて、あらためて猫3兄弟として、パパのところに帰ってきて、パパと一緒に暮らすのだ・