学内に立地する『麻布大学いのちの博物館』と『陸軍 工科兵器 学校跡』 を見学しました。
麻布大学の新潟県同窓会の副会長を拝命しております。
7月2日(土)には大学本部で総会が開催され、出席してきました。
議案も滞りなく決定されました。
ところで麻布大学の創立は1890年(明治23年)で、今年で創立132年になります。現在は、附属動物病院や附属生物科学総合研究所、ヒトと動物の共生科学センター(人と動物の共通感染症の研究機関)などのいくつかの附属施設があり、そのなかのひとつに『麻布大学いのちの博物館』という施設があります。2015年に創立125周年記念事業の一環として卒業生からの寄付等により建設されました。大学関係者だけではなく、地域の人をはじめ広く利用することができます。改めてリニューアルした博物館を見学してきました。獣医学部、生命・環境科学部の2学部5学科の大学らしさがでていて、興味のある人にとっては見学価値があります。
麻布獣医科大学 獣医学部 獣医学科については2022年1月18日のブログ参照
麻布大学いのちの博物館で、象の骨格標本前で
私と比べると象は大きいですね。
牛・馬・犬・猫など人とかかわりが深い哺乳類を中心とした骨格標本また野生動物、鳥類や海洋生物も展示してあります。
左側に少し見えるのはアナコンダです。4種類あるそうです。
MUSEUM GUIDE 6頁にわたるパンフレット
骨にさわってみよう! ハンズオンコーナーがあります。そこで、このコーナーではゾウの顎の骨、シカの頭や脚の骨、ウマやイノシシやイヌの頭の骨などをおき、来館者が直接さわれるようになっています。
通常、博物館では展示物に触ることは許されません。しかし、動物の体を理解するには、骨に直接さわり、観察するのが一番いい方法です。
イヌとオオカミの違い
ウマ
キリンの骨格標本
2階に上がり、キリンの目の高さと同じ高さで見学するコーナーがあるのが面白いよ。
陸軍 工科兵器 学校跡
ブログ2022年1月18日(獣医学の勉強をした麻布獣医科大学 獣医学部 獣医学科)で少し解説したが、麻布大学(旧 麻布獣医科大学)は1890年(明治23年)開学し、今年で創立132年なるが、当時の東京都港区南麻布の校舎は1945年(昭和20年)東京大空襲により全焼し、その2年後に神奈川県相模原市にあった当時のわが国の陸軍の施設、『陸軍 工科兵器 学校』の跡地、場所は神奈川県相模原市に移転したが、名称は伝統ある麻布を残し、麻布獣医科大学として存続した。現在の大学の敷地内の学生が利用するカフェテリアの裏手近くに当時のわが国の『陸軍 工科兵器 学校跡』の記念碑が建っている。