パパが小型高性能超音波(エコー)の器械を購入したよ
昨年夏ころからパパは往診の機会が増えてきたのだ。
実際のところ、往診に出ると外来の診察ができない、外来をしていると往診のご要望にお応えできない。というようになってきたので、思い切って診療時間を替えたようだ。
この辺りは、3月26日のお知らせブログに書いてあるのだ。
ねこの病院にあるエコーの器械は大型で本来は人用である。それを猫に使えるように設定をし直し、パパが使いやすいようにメーカーに依頼して使用しているのだ。
問題は大型なので往診に持っていくというのはできないので、いいものがないか探していた。
あったのだ。その機器はやはり人用で4年前にFUJIFILMから出ていた。
猫にも使えることが分かった。
器械は片手で持って、もう片方の手でスマートフォンのタブレットで確認するという優れものだ。機械音が小さく、カラー画像でも見えて、猫が驚かないというのが一番いいのだ。また起動まで20秒、連続3時間スキャンができるのだがパパは連続して3時間も見ることはないよとボクにいっていた。
購入を決定するにあたり、病院の大型エコーの機器と今回の小型のエコーの機器の比較を外来の猫ちゃんでお願いしたところ、飼い主さんたちからは、「どうぞうちの猫で練習してください」と言われ、ありがたかったと、パパは言っていた。
結果として、大型機器にはかなわない面もあるが、トータルで考えると悪くはない、とパパがいっていた。
ボクは大型機器に少し劣るところ、それはパパの経験で補えると思った。タロとジロ兄ちゃんもその通りだといった。
往診に持っていくのにいいのだ。
どうしても判読が不可だったら、ねこの病院の大型機器でエコーをすればいいと思うのだ。
FUJIFILMの超音波画像診断装置
超音波診断装置とスマートフォン
小型でありながら高画質
模型猫を使用した実演風景1.
模型猫を使用した実演風景2.