猫の熱中症をこの夏はゼロにしようと、飼い主様には4月の温かくなってきたころから呼びかけ、ポスターを張ったりしてきました。診察時には熱中症の話題をしました。特にこの夏は暑さでたいへんでしたね。
飼い主様もこの夏はいつもの夏よりもかなり注意されていました。往診先でも部屋とエアコンの位置関係や扇風機の位置などを見させてもらいました。
猫の熱中症は、ハアハアと口呼吸をして、体が熱い、ふらつく、ぐったりする、嘔吐するなどが主な症状です。
冬は寒いだろうと、狭いところに猫を入れて暖房を強くすると夏の熱中症のようになります。
今年は猫の熱中症の症例が0件でした。若いときの研修医時代も含めて、こんなことは初めてです。うれしいです。