猫の血圧測定は手術中には、周術期管理の一環で実施されます。

猫の通常の診察においても血圧測定は重要です。

手術用と診察用の血圧測定器の形状は異なります。

 

猫にみられる代表的な病気である慢性腎臓病は高血圧が原因のことがあります。

飼い主さんが早期に高血圧に気づくには、猫の血圧測定や血液検査を受けるしかありません。

 

実際のところ、猫の診察において、猫の血圧測定ができることがひろく知られていないため、高血圧の進行に気づかず、そのままにされていることが多いです。

 

血圧測定をするにあたって、猫に痛みはないので積極的に受けたほうがいいです。

 

猫の血圧測定は、いくつかのちょっとしたコツが必要ですので、当院スタッフにお任せください。

 

人の病院では診察に入る前に自分で血圧測定をしますが、飼い主さんが自分の猫に対して行うのは少し難しいです。

 

診察中に血圧測定を受ける猫(途中経過)