新潟ねこの病院に飼い主さんが猫を連れて来院中に、もし地震が起こって、60~120分後くらいに津波などの災害が起こる可能性のある場合、どうしたらいいのだろう。

60~120分と設定したのは、中央区南万代地区コミュニティ協議会が2020年3月に作成し配布された資料である津波自主避難マップを活用した。

まず、スタッフ全員で、現状を調べてみた。

あえて、天候が悪い2022年2月15日の結構雨風の強い日で、足元には雪が残っているある日のお昼に傘をさして、猫は連れないで歩いてみた。院長とスタッフ全員で2班に分かれて探求してみた。

当院が位置する南万代町から避難所までは、猫を連れないで傘をさして、裏路地を早めに歩いて6分、伊勢丹の看板を右手に見ながらだと早めに歩いて7分かかった。車での移動は不可能だと仮定して、キャリーに入った猫を連れてだと、歩く速度にもよるが10~15分はかかる可能性がある。実際のところ、広い道を右手に伊勢丹の看板を見ながら進むほうが分かりやすいと感じた。

もちろん、当院に猫を預けて避難所に行くのもありだ。緊急なので人間も猫も助かる方法を考える。日ごろの訓練(トレーニング・練習)など、こういうことは普段から話題とし、実地訓練をしておくことが大事と考える。実際に究極的にはその場の判断になろう。

 

ひなん場所である新潟市総合福祉会館。

建物の前には、ひなん所(地震・洪水)津波ひなんビル、という看板がる。

新潟ねこの病院からひなん所までの経路は受付に用意してあります。

 

看板を指さして、顔を覆面で隠してはいるが、怪しいものではない!

当院スタッフです。新型コロナウイルス感染症の予防のため、覆面ではなくマスクをしています。

これは、第1班として出かけた3名のうちの2名である。