最近の僕、さぶ吉

さぶ吉です。

1ヵ月ぶりの登場です。

僕のこと待ってくれている人、いたかな。

こんど、病気じゃないのに病気になったふりをして、僕にお見舞いをもらおうかな。

お返しはパパがするのだ。

 

ねこの集会が無事に終了し、僕はパパの病院で仕事をするようになって1カ月近く経った。

チョッとだけ疲れがたまったので、早く寝ていた。

クーラーも暖房もいらない過ごしやすい気候だ。

僕もパパと10年間一緒にいると大体のことがわかるのだ。

 

あ、そうそう、パパの病院のロビーに僕の予備の白衣が飾ってあるよ。

君も白衣を着たかったら受付をとおして僕に言ってね。エッヘン!

特別に僕の白衣を着せてあげるよ。

 

 

最近パパは夜、たまに地球儀をじっと眺めていることがあるけど、なんかあるのかな。

パパのお家(僕たちのお家でもある)にはパパの勉強部屋(猫たちはDr.KOJIMA研究室と呼んでいる)には鹿の角のついた標本や犬や昔の獣医学の洋書など、猫以外の動物たちの本、また家でもデスクワークができるように顕微鏡やパソコンなどが並んでいる。

猫の本は病院のパパのお部屋にあるよ。

パパのお家には、リビングとパパの研究室には地球儀が2つもあるよ。

猫たちを仲間にとりこんで世界征服でも企んでいるのかな。

まさか?

アフリカのタンザニアでもいくのかな?

 

夜ご飯を食べて、テレビを見ながらうたたねしている僕です。

このひとときが気持ちいいのだ。わかるかな?

タロとジロ兄ちゃんはパパと一緒に野生動物のテレビをみているよ。

日曜日の夜7時30分からはNHKの“ダーウィンが来た!”をパパと僕たち猫がみんなでみるのを楽しみにしているのだ。

それが終わったらチャンネルを変えて“ポツンと一軒家”なのだ。

ジロ兄ちゃんは、普段は無口なのだが、テレビをみると急に評論家になるのだ。

僕たち猫は今度は映画をみに行ってみたいとパパに言った。

小嶋さぶ吉通信22.