山形県酒田市へ行ってきました。

 いつものように、パパが運転する車に僕、さぶ吉とタロとジロ兄ちゃんの4人で山形県酒田市にドライブと小観光に行ってきました。パパの車の隣はタロ兄ちゃんです。決まっているのだ。そうそう、レストランやスタバでコーヒーを飲むときもタロ兄ちゃんはパパの隣なのだ。いいな~。

 

酒田市は北前船で栄えた街で、新潟市からも村上市経由で、車で比較的、気軽にいけるところだ。と、パパは言っていた。僕ははじめてだった。

 

7月18日(月)の祝日に入院している猫たちの朝の治療が終わり、出かけることになった。

観光場所は決まっていないので、まず酒田駅にお昼ごろに着いたら、真向かいに観光案内所があり、夕方までの数時間で観ることができるところ数か所を厳選して紹介してもらった。その中から3ヵ所を観てまわった。

酒田駅だ。コンパクトな駅だ。きれいな駅だとパパが言っていた。

 

まず、1つめは『本間氏別邸庭園 鶴舞園』を見学した。

歴史のあるお家とお庭だ。手入れが大変だろうなとパパが言っていた。

僕もこういうところで、ゆったりとパパと兄ちゃんたちと住んでみたいな。

 

2つ目は山居倉庫。まず、外観を見ようと歩いていたら、立て看板で、犬の顔のイラスト入りでワンちゃんは入れませんと書いてあった。またペットのお散歩も禁止と書いてあったが、タロ兄ちゃんは、僕たちは犬ではないし、ペットでもなく、パパの家族なので何の問題もないといって中に入ったので、僕たちもそのあとに続いた。パパにも注意をされなかった。

犬進入禁止

僕たち猫は自由なのだ。僕たちは管理されるのはイヤなのだ。

多分だが、パパも管理されるのはイヤなので、大好きなねこの病院をやっているのだろう?

僕たち猫は犬のように「しつけ教室」とかいうのには、でたくはないのだ。

 

いつも静かなジロ兄ちゃんが、ボソッとつぶやいた。

「人間のしつけ教室」とかいうのは、ないのかな?

 

買い物はここでした。倉庫のなかでお買い物ができる。

パパはいままでに見たことのある倉庫で、小樽と横浜のレンガの倉庫とイメージが似ていると僕たちに教えてくれた。

 

山居倉庫の外観・表面

 

山居倉庫の裏面     パパは表面より裏面が面白いと言っていた。

 

3つ目は2018年のドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』(雪国)のモデルになったバー「ケルン」、92歳の現役バーテンダーの半生を描いた映画で、パパは映画をみていないといっていたが、よく知っているなと思った。

 

パパのお母さん、つまり、おばあちゃんがいうには、佳彦は「よく遊びよく学べ」だと言っていた。いつもひかえめなジロ兄ちゃんがおばあちゃんに、それは「よく学びよく遊べ」じゃないかと言ったら、「いいや、よく遊びよく学べ」だといっていたよ。

パパは遊びが先に来るのだ?

タロ兄ちゃんは、『いずれにせよ、どちらも大事なのだ!』と言った。

 

ケルンの看板と入り口あたり

 

ケルン店内からみた外

 

パパはケルンでブレンドコーヒー2杯と卵ハムサンドを2つも食べた。

なんと、あんみつも食べたのだ。 甘すぎて、ちょっと残したけど。

 

僕たちは帰りのパパの車のなかで、パパが朝につくってくれた僕たちだけの特製のオーダーメイドフードを食べながら帰ってきた。おいしい。

パパは人間の食事をつくるのは苦手なのだが、猫の食事はうまいのだ。すごいな。

 

夜、帰宅したパパはスタッフたちから引き継いで、入院している猫たちの夜の治療をした。もちろん、僕たちも手伝ったのだ。そしてみんなで夜食もおなかいっぱい食べたのだ。

 

パパは明日も朝の4時30分ころ(新聞がくる時間)に起きるのだ。

 

パパは仕事と僕たちと遊ぶのが生きがいなのかな?

 

小嶋さぶ吉通信14.