さぶ吉の働き方
僕さぶ吉は、猫の動物医療研修生としてパパの病院で仕事をはじめました。
毎日、いろんな猫たちが来ます。
今日は勤務して数日になるが、パパのお家(僕たちのお家でもある)でタロとジロ兄ちゃんと僕とパパの4人で夕食をいただいているときに、タロとジロ兄ちゃんが僕に話があるといった。
僕は何か悪いことをして、しかられるのかなと思った。
タロとジロ兄ちゃんは、僕をタロとジロの兄弟として、これからも一緒に暮らしたいと言われた。そして、3人(猫)でパパを盛り上げたいといった。
僕はうれしくて涙がでた。
そして当面の僕の働き方は、慣れるまで仕事に行きたいときに行って、帰りたいときに帰っていいということになった(パパのスタッフのみんなは、さぶちゃんはいいな~といった。)。仕事内容は入院している猫の要望を聞いて、それをパパに教えてあげることが当面のお仕事になる。僕はパパと猫たちのパイプ役になるのだ。
タロとジロ兄ちゃんは今までどおり、四六時中、パパと一緒にいるといった。そして今までどおり診察室の補助と受付入り口の警護をするといっている。パパの行くところはどこへでもついていくといっている。すごいな。
僕はまず、仕事と同時進行だが、猫の解剖学から勉強することにした。
スナネコ
イエネコ
マヌルネコ
麻布大学いのちの博物館に展示されている猫の骨格標本の一部。
上からスナネコ、イエネコ、マヌルネコなのだ。
僕たち、ヒトと一緒にいる猫はイエネコなのだ。
学術的に記載するときは、人も猫もヒト・ネコとカタカナで書くのだ。