コタツ

タロとジロ兄ちゃんはコタツが大好きです。
内緒だけどパパもコタツが大好きだよ。

10年くらい前、ボクがパパのおうちにきたころ、パパのおうちにはコタツがありました。ボクは生まれて5カ月齢で、それは12月のクリスマスの前で寒い日でした。
コタツをみるのは初めてでその用途もわかりませんでした。

タロとジロ兄ちゃんは毎日コタツに入ってごろごろしていました。

ボクは面白そうなのでコタツの中に入ると、タロとジロ兄ちゃんからコタツの真ん中に来ないで隅のほうにいるように言われました。

タロとジロ兄ちゃんはコタツの場所取りで毎日けんかをしていました。
そして、コタツのなかを毎日、毛だらけにしていました。

パパは怒ってコタツを捨てました。
それからパパはコタツを捨てたことを後悔していましたが、僕たちの手前、コタツが欲しいとは言えないようなので、僕たちが欲しいことにして買ってもらうという作戦をたてました。

 

2006年12月(16年前)、コタツから顔を出す3歳のタロ兄ちゃん

そして、パパとお約束したことは、

①コタツは今年の11月になったら買う。この冬は我慢する
②コタツの中でけんかしない
③コタツの中を毛だらけにしない。毛が抜けたら自分で掃除をすること
(パパは毛の色をみたら誰の毛かがわかる)
④コタツの中は換気が悪いので1時間に15分くらいはコタツの外にでる
⑤コタツとテレビの位置関係
パパ:パパはテレビをあまり見ないので、テレビが背中側でもいいといった
タロ:背もたれがあってテレビがよく見える場所がいいといった
ジロ:パパとタロちゃんの隣がいいといった
ボク、さぶ吉:残っている席はジロちゃんの向かい側になった
⑥今年の11月になったらコタツと布団のお金をもらって、僕たちが欲しい形と色をそろえていいということになった
⑦コタツの中で朝まで寝てしまい、風邪気味にならないこと。
ボクたちは、これは『パパのことだ』と思ったが、黙っていた

はやく11月がこないかなぁ~
コタツにはいりたいなぁ~

 

小嶋さぶ吉通信33.