胎内で出会ったサル

6月19日の月曜日の夕方ころにくつろいでいたら、ジロ兄ちゃんが最近パパは忙しくてドライブに連れていってもらっていないから行きたいと言い出した。
パパがどこに行きたいのかときいたので、タロ兄ちゃんが、昔ボクたちが小さいころ胎内のスキー場に行ったことがあるので、雪のない胎内も見てみたいと言った。

万代から1時間くらいでそのあたりについた。夕方の6時ころだったが、まだ明るかった。

パパの車で走っていると道路にサルが7匹いた。僕たちはびっくりして、心臓がドキドキした。

道路を横断しているサル7匹

ボクたちは動物園とテレビと本以外ではサルをみたのははじめてで、すっごく驚いた。パパは車を停め、サルを観察していた。
ボクたちにドアと窓は開けないようにと注意した。

サルがいるということは熊もいるのかなとジロ兄ちゃんがつぶやいた。

そしてパパは写真を撮っていた。

木に登ったサル2匹

パパが行くところには、必ず動物たちが寄ってくるのだ。不思議だ。
パパは動物たちに好かれているのかな(笑)?

 

山の中を抜けると道がひらけて、美しい景色が広がった。

パパの説明によると、この先にスキー場、ゴルフ場やホテルがある胎内リゾート地があるそうだ。ボクたちのパパはなんでも知っているのだ。

その後、帰りの車の中でパパから30年くらい前に夏休みを利用し、大学生のときの友人たちと日光に集合し、“日光猿軍団”をみに行ってきた話を聞いた。
集まったメンバーは地元の栃木、九州、四国、大阪そして新潟など。
少人数の大学ではあったがいろんな地域の人が来ていて面白かったとパパは言っていたが、その後は同期会以外では会う機会が少ないそうだ。

あ~面白かった、楽しかった。
タロとジロ兄ちゃん、パパ ありがとう。
               さぶ吉

 

小嶋さぶ吉通信49.