一日院長

ボク、さぶ吉は7月1日が誕生日で11歳になりました。
ボクは毎日パパの病院でスタッフとして白衣を着て仕事をしているのだ。
もちろん、タロとジロ兄ちゃんも一緒だ。

ボクはパパと兄ちゃんたちから、7月1日に一日院長になって仕事をするように言われていた。

いつもは入院している猫たちから症状を聞いてパパとスタッフたちに教えてあげていたのだ。

6月下旬の数日間は緊張してゆっくり眠れなかった。

 

白衣を着て診察するさぶ吉先生
。。。どれどれ、診察しようかな。。。

ミケちゃんは、まだこないのかな。

毎日、猫を連れて家族(飼い主)のみなさんが来院している。
病気で、検査で、健康診断で、いろいろである。
同じ場面は二つとない。

ボクもタロとジロ兄ちゃんのように早く仕事を覚え、パパの役に立つように頑張るぞ。

小嶋さぶ吉通信50.